銀歯を白い歯にしたい
銀歯を白くするには保険診療?、それとも自費治療?
最近は当院にも「銀歯を白い歯にしたい!」という患者さんが以前よりも増えてきました。
えっ?他の歯医者では保険で銀歯を白い歯にできるのに何でここでは保険で白くできないの?
最近は保険診療で「銀歯を白く」というところもありますが、どこの歯科医院でもやっているとは限りません。
これは皆さんも知っておいたほうがいいでしょう。
保険診療で使用される素材は「硬質レジン(またはコンポジットレジン)」というプラスチック素材が用いられ、耐久性は2〜3年と言われています。
私はもっと長持ちしているし、まだ全然問題ないですよ〜
こんな方もいらっしゃいますが、着色や割れや欠けなどの耐久性はジルコニアに比べてだいぶ劣ります。
もっと短い期間でダメになった方もいらっしゃるでしょうし、長持ちしている場合もありますが、おそらく少なからず着色もしているでしょう。
ここで重要なのは
「保険診療中心の歯医者さん」か「自費治療で仕上がりなどにこだわった歯医者さん」を選ぶかが鍵
という事です。
最近はCAD/CAM冠(キャドキャム冠)が保険適用となりましたが、やはり患者さんによっては向き不向きがあり、材質が硬質プラスチックやコンポジットレジンの耐久性なども考えたら、2024年現在であればジルコニアが優れていると思います。
プラスチック<セラミック(陶器)<ジルコニア(人工ダイヤモンド)
歯の一部だけ銀色なのですが・・・白くできますか?
虫歯などで銀の被せ物をしている方も多いと思います。
一般的に【クラウン=冠】は、歯の全体を噛み合う部分の5面、わかりやすくいうと横4面と噛み合わさる面の全部の場合の事を言います。
銀色の金属の被せ物は【FCK(フルキャストクラウン)】とか【フルメタルクラウン】という呼ばれ方ですね。
【アンレー】や【インレー】はその逆で、『全5面にならない一部の詰め物』の事を言います。
アンレーは噛み合う面を全体的に覆っているものを言います。
大きく口を開けた時に銀歯が目立つのがイヤなのよね〜
お任せください!上の写真(インレー)のように、歯の一部分が銀歯だった所をジルコニアで白くする「ジルコニアインレー」もお勧めです。
銀歯は時間の経過が経過するにつれて変色する事が多く、内側が虫歯になる確率もかなり高いです。
もともと虫歯から銀の詰め物になったと思いますが、削った所は確実に虫歯になります。
銀歯が外れたからそのまま付てくれない?
このような方もいらっしゃいますが、まずそのまま付ける事は難しく、銀歯の下で虫歯が進行している場合もあり、酷い場合には神経の治療をしなければならない場合もあります。
そのようなことから見た目、衛生面、耐久性なども考えて審美治療する事が望ましいと思いますよ。
過去に前歯を保険診療で治療した方
過去に保険診療で前歯を治療した方はお分かりになると思いますが、きっと歯(被せ物)の構造が外から見える表面部分だけが硬質レジン(プラスチック)をコーティングしたクラウン(全部被せるタイプの被せ物)だと思います。ですので下の写真のように歯の裏側はきっと銀色の金属だと思います。
硬質レジン前装冠など、治療してから時間が経過しているという方は、
- 被せ物と歯ぐきの境目が気になる
- 裏側の金属が気になる
- 被せ物が着色してきた
- 隣の歯との色の違いが気になる
- 被せ物の一部分が欠けた
- 内側の金属が透けて見える
という方も多くいらっしゃると思います。
過去に自費治療で行った方であれば、この「レジン素材」の部分が
下の写真のように「セラミック素材」になったり、
金属の部分が無い方が審美的(見た目)にも良いのは一目瞭然ですよね?
当院のジルコニア審美治療では、この「セラミック素材」が「ジルコニア素材」になるというわけです。
このように最近のジルコニア素材は自然な発色が可能になり、歯科技工の技術も大幅に進歩しているのです。
前歯の見た目が気になる方、銀歯を白くしたい方はお気軽に【港区虎ノ門の審美歯科 高村歯科医院】までご相談ください。